アレキサンダーファン
2006年10月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団 東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団
こんな団体
東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団(以下、THPO)の活動について、事務局の小野雄太郎さんにお話をうかがった。
実は小野さんは演奏には参加しない。THPOの活動のバックアップをするために、結成時に音楽監督にして設立の中心人物でもある西谷さんから声を掛けられ、事務局専門で参加しているそうだ。
「自分も楽器を演奏しないし、オーケストラのことも何も知らないで始めたので、こういうオーケストラに専門の事務局があるのが珍しいということも最近知りました」と言う。

「THPOはもともと、音楽監督の西谷氏をはじめ何人かのメンバーがある演奏会で出会い、『こういうコンセプトのオーケストラを作りたい』ということで意気投合して作ったオーケストラです。それは、『音楽文化を広めていくことで社会貢献を果たしたい』というもので、その理念に共感していただいた方に、ボランティアとして演奏面で参加していただくという形式を取っています。
趣旨としては、多くの人に気軽にクラシックを聴いていただきたい、しかも通常のアマチュアよりももっとクオリティを追求した音楽を、というものです。自己満足ではなく、演奏を聴きに来てくださった方に良い音楽体験をしていただくという目的が、多くのアマチュアオーケストラとの違いになっていると思います」

だからTHPOは通常のアマチュアオーケストラのように参加費やノルマがない。プロが混じっているのも、活動が「ボランティア」であるからだろう。オーケストラは演奏会の収入によって運営されているという。同時に「演奏はしないけれど出資という形で活動を応援していただく」という賛助会員も募っているそうだ。「活動としては、大人向けの『クラシックコンサート』と0歳からの子供に来ていただける『ファミリーコンサート』を交互にやっていこうということになっていて、11月のファミリーコンサートでも北区つかこうへい劇団の方をお招きして『ピーターと狼』を演奏いたします。
クラシックの演奏会は初めてという方も、気軽に楽しめるようになっていますので、ぜひ聴きに来てください」

西谷亮さん
THPOの音楽監督であり指揮者であり、設立の中心人物でもある西谷亮さんにもお話をうかがった。
「私は指揮者ですが、同時にこのオーケストラの趣旨の元に参加している団員です。まあ言い出しっぺというところもあります。
もともと社会貢献という趣旨で活動しているようなオーケストラが少なかったこともあり、現在休団中のインスペクターとも話をしながらTHPOを立ち上げました。アマチュア、プロ問わず、まず目的意識を共有することが基本となっています。
音楽的にも、小さなお子さんにも楽しんでいただけると同時に、レベルの高い演奏をするために楽団としてのクオリティを上げることを目指しています。そのためにメンバー各々が持っている音楽とか経験を持ち寄っていただくという感じですね。
だから演奏者のクオリティも一定以上必要です。でもその前提として、演奏している側も楽しくないと楽しさは伝わらないと思うんです。まずいろいろな方に聴いて欲しいと思います」 

現在、弦楽器は団員を若干募集中だが、管楽器は十分な人数が集まっている。それだけ、この趣旨に賛同する人が世に多いということなのだろう。

練習 練習

下の写真は、2006年3月12日にミューザ川崎で行なわれた第1回クラシックコンサートとそのリハーサルの様子。曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と交響曲第2番
2006年3月12日にミューザ川崎で行なわれた第1回クラシックコンサートとそのリハーサルの様子。曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と交響曲第2番 2006年3月12日にミューザ川崎で行なわれた第1回クラシックコンサートとそのリハーサルの様子。曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と交響曲第2番



ホルンパート

ホルンパート 現在、ホルンの団員として活動しているのは4人。オーケストラ設立に関わり、インスペクターでもあるメンバーの1人は、現在休団中とのこと。



井口知美さん
井口知美さん
■使用楽器
アレキサンダー 200MBL
■主な使用マウスピース
JK 2DM

ホルンの「首席」で、パートリーダーの役目を持っている。
AHOC会員で、AHOC主催のミュージックキャンプにもすでに2回参加。前回のキャンプ中ノイネッカーさんのおなかを触っていた、その人である。
他にも角笛集団のキャンプに参加したりと積極的なホルンライフを送られているようだ。
「もともと先生についたりしていましたが、キャンプでは一緒に参加した人からも刺激を受けるのですごく勉強になりますし、自分でも成長したと思います」

「現在の楽器は大学のオーケストラでホルンを始めた年に買いました。当時使っていた学校の楽器がくたびれていて、自分の成長のさまたげになると思って。
もともとアレキサンダーを買おうと思って探してはいたんですが、たまたま中古で良い楽器に出会ったのがこの200です。当時大学の先輩ですごく上手い人がいて、その人がやはり200を使っていたので『この人と同じ楽器なら大丈夫だろう』ということで決めました(笑)。
ちょっと重いですけれど、とても気に入っています。今の103を吹くと逆に軽すぎると感じるくらいです。クランツが付いていて格好良いし(笑)。
よく、『その楽器でよくつぶれないで成長できたね』と言われることもありますが、逆に手ごわい楽器だったから自分のためになったのかもしれませんね」

THPOには最初から参加し、現在、他にも2つのオーケストラに所属している。
「THPOはプロの方や音大生も入っているのでやりやすい反面、『自分がしっかりやらなければ』というプレッシャーも大きいですね。3つのオーケストラの練習で土日は埋まってしまいますが、仕事の活力のためにホルンを吹いて、音楽をやるために仕事をしている、という感じで充実しています」



宇佐見あす香さん
宇佐見あす香さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
シュミット115

お使いの103は高校を卒業してすぐに購入。この楽器のための10年ローンは"伝説"となっているそうだ。
「まだ半分も払い終わっていませんが……。利子もかかるし親が立て替えてくれると言ったのですが、やっぱり自分で直接払うと、より自分の楽器になったような気がするので」「本当はアレキサンダーを買うつもりはまったくなくて、楽器屋さんで『記念に』と吹かせてもらった103が、すっかりそれが気に入ってしまいました。ベルが鳴る感覚が衝撃的で。ずっと楽器のすごさに負けていた気がしますが、最近やっと仲良くなって、楽器と会話ができるようになってきた感じです」

現在、別の吹奏楽団にも入っている宇佐見さん。オーケストラで吹くのはTHPOが初めてだそうだ。
「吹奏楽に比べると一人一人がソロ楽器のようで、また別のホルンの楽しさを発見できました。そうしたら、今度は吹奏楽で吹くのも前より楽しく感じるようになりました。
ここのオーケストラはホルンの人もみんなうまくて、プロの人が入っていたりするので、自分もきちんと練習しないと追いついていけないくらいです。私も普段は職場で昼休みとかに吹いています」



木原英土さん
木原英土さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ティルツ マックウィリアム2W

木原さんは音大を卒業し、現在フリーランスのホルン奏者としてオーケストラや吹奏楽、ホルンや木管のアンサンブル、スタジオワークなどで活動中だ。
THPOには今度の演奏会から団員として参加しているが、普段はアマチュアオーケストラや吹奏楽団を指導する方の立場。実は宇佐見さんも木原さんの教え子だそうだ。
「このオーケストラは趣旨が独特で、他のフリーの奏者も参加しています。私も高校時代の知り合いを通じて参加することになりました。普段、いわゆるアマチュアオーケストラの団員として活動することはなくて、多少抵抗もあるのですが、自分の中ではプロとアマチュアは音楽を職業にしているかしていないかの違いでしかありません。それぞれ高いレベルを目指す音楽家ということで変わりはないので、そういう人たちとこのオーケストラで一緒に演奏できるのは楽しいことだと思っています」

「大学で先生に言われたことは、『CDを聴くだけではダメだ。生で、空間を伝わってくる音を聴きなさい』ということでした。それで実際にいろいろな演奏会を聴いた結果、客席に最も魅力的に伝わってきたのが、アレキサンダーの音色でした。もっと吹きやすかったり、音程の良い楽器は他にいろいろありますけれど。
でも103もベストな状態で息を入れることができれば音程もしっかりとしたものになるし、アレキサンダーの魅力を最大限に引き出すことができます。私もまだまだまだ勉強中です」
実は木原さん、最初は一般の大学に入ったが、『自分は何がやりたいんだろう』と考えたときにその大学をやめて、音大に入り直すことを決意したのだという。
「THPOはせっかくセクションごとに専門家が入っているので、アンサンブルやリハーサルのやり方にもプロの持っている経験を生かしていきたいと思います」



笹川かおりさん
笹川かおりさん
■使用楽器
ホルトン H-479
■主な使用マウスピース
ラスキー F75

「自分の楽器は『相棒』っていう感じで、やっと自分らしい音が出せるようになってきましたし、学校を卒業して練習に持ち歩くのも自然なスタイルになったような気がします。
アレキサンダーとホルトンて相性が良くない、と言う人もいるじゃないですか。だから私1人ホルトンでいいのかなとも思っていたのですが、最近、他の団体で吹いていると『ホルトンらしくない音』と言われるんです。このオーケストラで他の人に合わせようと思っていたら、音色も近寄ってきたのかもしれません。やっぱり吹く人によって音も全然変わるし、楽器よりも人が大切かなって思うようになりました」

THPOには最初から参加。
「各セクションに音大を出ている人がいて、他のアマチュアの方も上手いので、それだけ自分の刺激にもなるし、みんな真剣なので一緒に吹いていて楽しいし、自分にとっても居心地も良いです。
練習の後の飲み会でも、みんな音楽の話ばかりしてるんですよ。すごくマニアックな話も出てきて聞いていてもちんぷんかんぷんなことも多いのですが、それも楽しいところですね」
先日行なわれた初めての慰問演奏にも参加、木管5重奏を演奏したそうだ。
「お客さんもすぐ近くにいるし、反応もダイレクトにわかるからすごくよかったです」

「現在団員としてして所属しているのはTHPOだけですが、普段は月に1〜2回と練習回数が少なめなので、他にエキストラとして3団体に参加しています。本番が重なってしまって、10月だけで3回になってしまいました(笑)」





掲載の演奏会は終了致しました。最新情報は各団体にお問い合わせ下さい。
東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団information

■第1回ファミリーコンサート
日時 2006年11月12日 (日) 13:00開場/ 13:30開演
場所 文京シビックホール 大ホール
曲目 L.モーツァルト/おもちゃの交響曲
プロコフィエフ/交響的物語「ピーターと狼」
J.シュトラウス/ラデッキー行進曲 (指揮者体験コーナー)
アンダーソン/舞踏会の美女
チャイコフスキー/序曲「1812年」
司会とお話 那須野 恵(北区つかこうへい劇団)
脚本と演出 森川 秋 (北区つかこうへい劇団)
指揮 西谷 亮
入場料 [一般価格]
大人 2000円/高・大学生1500円/小・中学生 800円/未就学児 無料 (要整理券)
[文京区在住者]
大人 1800円/高・大学生1000円/小・中学生 500円/未就学児 無料 (要整理券)

■特別演奏会
日時 2007年3月3日(土) 13:00 開場/13:30 開演(予定)
会場 カザルスホール
曲目 バッハ(C.ニールセン編曲)/シャコンヌ (弦楽合奏版)
モーツァルト/セレナード第10番"グラン パルティータ"
ベートーヴェン/交響曲第5番 (新ベーレンライター版)
指揮 西谷 亮
入場料 未定

■第2回クラシックコンサート
日時 2007年08月12日 (日) 13:00開場/13:30開演
場所 東京オペラシティ タケミツメモリアルホール
曲目 R.シュトラウス/オーボエ協奏曲
サン=サーンス/交響曲第3番 「オルガン付き」
独奏 関水萌子(オーボエ)
入場料 未定
ホームページ http://www.thpo.jp/
 



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