アレキサンダーファン
2008年02月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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NTTフィルハーモニー管弦楽団 NTTフィルハーモニー管弦楽団
こんな団体
 NTTフィルハーモニー管弦楽団は1996年に発足。メンバーはすべてNTTグループ社員、家族、OB/OGだが、現在約120名という大所帯となっている。
 主な活動は、年2回の定期演奏会(6月、11月のことが多い)、NTT東日本関東病院演奏会、アンサンブル演奏会(毎年1月前後)など。老人ホーム慰問演奏会やチャリティコンサートも行なったことがあるそうだ。
 練習は土曜日の午後に、初台にあるNTT東日本本社にて行なっている。

 指揮は、主に松岡究氏が創立当時からの常連として振るが、最近では隔年程度でその間を様々な指揮者に依頼、音楽の幅を広げているそうだ。ソリストとしても朴久玲さん(ピアノ)、藤原真理さん(チェロ)、天満敦子さん(ヴァイオンリン)など 国内外で活躍する一流演奏家を招いて協奏曲も取り上げてきた。また、2007年1月には、創立20周年記念演奏会として、サントリーホールにて、マーラー交響曲第2番「復活」を演奏。
 なお、次回の第23回定期演奏会は、2008年6月15日にすみだトリフォニーホールにて、 NTTフィル三度目の登場となる藤原真理さんを招いてドヴォルザーク作曲/チェロ 協奏曲、ベートーヴェン/交響曲第8番などを演奏する予定。


ホルンパート

 NTTフィルのホルンセクションは現在9名。うち7人がアレキサンダーユーザーという高いアレキサンダー率を誇っている。
 「最近は若手を積極的に入れるようにした」結果、50代、40代、30代、20代と世代的にもバランスの取れたメンバー構成となっている。オーディションなどは特にせず、スキルよりも取り組み姿勢を重視しているそうだ。

ホルンパート





山中喜義さん
山中喜義さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
アレキサンダー 21

NTTフィル副団長であり、ホルンの現在のパートリーダー。
創立にも関わり、以来ずっと在籍する。団の立ち上げは会社主導ではなく、知り合いに声を掛け合ったり社内報で回したりと手を尽くし、いろいろと苦労も多かったというが、大きな企業だけに40〜50人はすぐに集まったそうだ。

山中さんのホルン歴は30年以上、アレキサンダー歴はそのうち8年。
佐々木原さんがあるとき「これ吹いてみない?」と持ってきた楽器が、まさに今お使いの103。
「昔はアレキサンダーというと吹くのがつらいというイメージだったのですが、最近は進化していますね。音も抜けがよくて、ためしに吹いてみたら、もう買うことを決めていました。サウンドが明るいのがいいですね。自分がもともと音色が暗めなので、楽器に助けられている感じです」
「アレキサンダーが増えてきて、合奏などでハーモニーが合ったときなど、アレキサウンドによる相乗効果のようなものを感じますね。5分の曲の中のほんの10秒でも、そういうぴたっと合った瞬間があると、『ああ良いなあ』と思います」

山中さんの楽器はもともとノーラッカーだったが、手入れしやすいようにラッカーをかけようと思ったこともあったとか。しかし音が変わってしまいそうだったのでやめ、ベルだけラッカーありのものに替えている。これだと大きな変化は感じなかったという。



佐々木原俊一さん
佐々木原俊一さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
ティルツ マックウイリアム1

AHOCの設立賛同者として最初から名前を連ねている。NTTフィルには設立当初から参加し、団内のアレキサンダーはほぼ佐々木原さんの紹介によるもの。といっても楽器を商売にしているわけではない。
「やはり楽器には興味がありますから、楽器屋さんで吹いて気に入ったものはまず買ってしまいます。自分で使わないことはわかってるんですよ。でも持ってみたいじゃないですか。それで、だいたい1回くらい使うと、周りに欲しいという人が現れるので譲るという状態です。結果的には、皆さん満足されていますよ。あるプロの方も、僕のところから行った楽器を使ってます(笑)。なんだかんだで、多いときは年間30本くらいホルンを買っていますね」

NTTフィル・ホルンセクションの“アレキサンダー化”を推し進めた張本人でもある。
「楽器ははっきり言って何でもいいんですよ。でもアマチュアですから、皆で同じ方向性とか目標のようなものがある方がいいですよね。その一つの手段として、楽器を統一していくことで共通する演奏方法とか音色を求めたい、ということです。そこにみんな賛同してくれているというわけです。もちろん強制ではありません」
「でも、やはりホルン吹きの大多数がアレキサンダーの楽器に憧れを持っていると思うんです。その中でも、まず最初に手にしたいと思うのは103でしょう。その103の中でも、うちのメンバーは、とてつもなく良い楽器を使っていますよ」

「高校からホルンを始めて、大学1年のときにジュニア・フィルハーモニック・オーケストラというところが設立されて、4年間そこで吹いていましたが、それが僕にとって非常に有意義でした。小学生から大学生までで、音楽家の卵がたくさん所属していました。今この年になったときに、そこで一緒に吹いていた人たちが一線級のプロとなって活躍している人も多く、だからそういう人たちにはいろいろお願いすることもできるというわけです。パートをレッスンしに来てくれるとか、『復活』ではプロの方々に一緒に乗っていただいたりとかね」
「NTTフィルが設立されたときに、『アマチュアオーケストラを育てていく』ということを考えました。僕がホルンを教えるという意味ではなく、その環境作りをする――つまり楽器のことや、プロを呼ぶというようなことでね」



藤岡浩之さん
藤岡浩之さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ブレゼルマイヤー 2F3S

103がメインだが、1103(G)もお持ちで、取材日は1103の方を吹いていた。
「私にとってはアレキサンダーが吹きやすいんですよ。吹き方とか音程のくせなども体に染み付いていますしね。特に、大きい音が必要なときなどは1103を使いますが、器用に吹き分けられるわけではないので、音色や吹き味が近いということで2本ともアレキサンダーにしています」
「実は佐々木原さんが持っていたクルスペのBbシングルもお願いして譲ってもらったのですが、それは家宝ということで家にしまってあります(笑)。あるプロの方に吹いてもらったら、『オールドクルスペよりも良い』と言われたので」

「私は楽器に関して浮気性で(笑)、一時期ウィンナホルンを持っていたこともありますし、ラウクを使ったりメーニッヒを使ったりいろいろしましたが、半分くらいはアレキサンダーですね。今の楽器でアレキサンダーは6本目です。
 今持っている103は有名なプロの方が使っていた楽器ということもあり、別格ですね。
これはあまり浮気していません。ベルを替えたり、マウスパイプもノイネッカー型にしたりとかゴールドのロータリーキャップなどは試しましたけれど、結局ノーマルに戻しました」

 現在仕事が非常に忙しいということだが、「私を含めてIT業界の人間が多いので、楽器を吹くことでいいストレス発散になっている」のだそうだ。
「ただ、このオケは本番の要求レベルが割合高い。ホルンもその要求に応えなければいけないということで、どのパートになっても緊張感を持って演奏しています」
 読売日本交響楽団の野瀬徹氏に師事しているということだが、「みんな悩みがあると野瀬先生のところに行くようになっています。それから、言い訳なしで人前でソロを吹くという機会を作ろうと、野瀬門下生が集まって年に1回程度おさらい会を開いています。うちのホルンの山中さんのお嬢さんがプロのピアニストなので、伴奏は彼女にお願いしています」



酒井章好さん
酒井章好さん
■使用楽器
アレキサンダー 103ML
■主な使用マウスピース
ヤマハ SHIROIDEモデル

中学校からホルンを始める。大学でオーケストラに所属するが、最初は入るつもりはなかったそうだ。
「でもサークルに入っておかないと、先輩のつてなどがなく、単位を取るのが難しいのでは(笑)と考えて、吹奏楽かオーケストラかと考えて、人数の多いオーケストラにしました。でも結局今まで続いているので、やっていてよかったのだと思います」
「オーケストラに入った目的もそんなだったので当初は楽器に執着もなく、しばらくはヤマハのBbシングルを吹いていたほどでした。でもそれだと不便なことが出てきて、どうせ買うなら憧れていたアレキサンダー、と思うようになりました」

「中学校の先生が東京藝術大学のホルン出身で、その先生が持っていたのが古い103で、それを吹かせてもらったのがずっと印象に残っていました。赤のノーラッカーでしたが、それと同じのが欲しいと思って、最初はそれを買いました。
 そのあと佐々木原さんの紹介でラッカー仕上げのゴールドブラスを買って満足していたのですが、周りが皆イエローブラスだったこともあって、現在の楽器に買い換えました。ワンピースというところが気に入っています。アレキサンダーの魅力は音の密度が高いことでしょうか。あとはベルリンフィルの音色が好きだということもありました」



花舘蔵之さん
花舘蔵之さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ティルツ マックウイリアム1

今お使いの103はつい先日佐々木原さんに譲ってもらったばかり。
「もともとアレキサンダーは個人的に欲しかったし、このオケのホルンセクションとしてもアレキサンダーにしようよということだったので。その前も7年くらい103を吹いていましたが、比べてみて新しい方が吹きやすかったので買い換えました。シリアルでいうと前のが14000番台で、今のが22000番台。前の楽器も音色は良かったのですが、吹きやすさを重視しました」
「アレキサンダーはアレキサンダーにしかない響きがしますし、1本で吹くよりも複数で吹いた方がより特徴が出ると思います。マーラーの『復活』には特にそれが合っていましたね。fがしっかり鳴るので、オケ全体の中での存在感が浮き出るのではないでしょうか」
マウスピースも佐々木原さんのお勧めだとか。
「だいたい、楽器関係は全部佐々木原さんですね(笑)。でも押し付けられるということではなくて、自分が使っていたものを吹かせてくれて、良いと思ったら安く譲ってくれるという感じなので、とてもありがたいです」

花館さんは、NTTフィルの運営委員長を務めている。
「オケの雰囲気はとても良いと思っています。運営委員としても、『どうしたら楽しくできるか』を常に考えています。100人いたら、それぞれ求めるものが違うじゃないですか。技術に走りすぎるとどこかで破綻してしまいますし、では単に楽しくやればいいかというと、それでは達成感がないですよね。そこのバランスが難しいです。『もっと上手くなれ』ということは絶対に言わず、音楽についてああしたい、こうしたいということを自由に言える環境だけを作るように心がけています」



宍戸信行さん
宍戸信行さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ティルツ マックウイリアム1

6年前に入団。
「同じホルンの藤岡さんが大学のゼミの先輩だった関係で、そのゼミのOBのメーリングリストでNTTフィルの演奏会を知り、そのつてをたどって入りました。同じ会社にいても、周りにやっている人がいないと意外にそういう情報って入ってこないものなんですよね。
それまで吹奏楽しか経験がなかったのでチューニングをAの音でするというところから衝撃的でした(笑)。あと、音の出し方、音色の作り方をより意識するようになりました」
「最初オーケストラに入りたいという話を藤岡さんにしたときに、メンバーはアレキサンダーで統一している、多分佐々木原さんが良い楽器を紹介してくれるよとも言われて、まだ入団OKももらっていないのに『良い出物がありますからぜひ来てください』と、楽器を買いに行くという状況になっていました(笑)。
 この機会に良い楽器を欲しいとは思っていたので私としてもラッキーでした。そのとき買ったのがこの楽器です。まず楽器をそろえることで意識を一つのところに持っていくというのは意義があると思っています」
103については「最初、自分できちんと息を入れないとちゃんと音が鳴らないという印象でしたね」と話す。
ちなみに、ベルのみゴールドブラスに替えてある。これも佐々木原さんから譲り受けたものだそうだ。



高橋和紀さん
高橋和紀さん
■使用楽器
パックスマン M20
■主な使用マウスピース
PHC

NTTフィルには入団して2年弱くらい。大学時代から都民交響楽団に入っており、《ここで吹いてます!》第1回目の取材でも、高橋さんの所有する古い(戦前?)アレキサンダーEbシングルが紹介されている。この楽器はオークションで入手してレストアし、実際に演奏会で使ったこともあるそうだ。
現在メインでお使いのパックスマンは、イギリスのホルンフェスティバルに過去何度か参加し、それがきっかけで現地で購入したものだとか。
「イギリス人と日本人の体格は似ているので、見習うべき点が多いと思っていますが、サウンドはNTTフィルのホルンセクションと少し違いますので、気をつけないといけないと思っています」

実は、「アレキサンダーは合わないね」と以前先生に言われたことがあり、手が出しづらい気分になっているという。
「吹いてみて合う楽器があればアレキサンダーもいいかなとも思っています。NTTフィルは周りにアレキサンダーが多く、確かに同じ楽器だと音を寄せていくのが楽だと思いますので。パックスマンとは倍音が違うことによる音色の差と、吹き込み方の違いが音色の差となって現れるという瞬間はある」と感じているそうだ。
この他に楽器としては他にピストン式のセルマーなどいくつも持っているが、「維持が大変」と苦笑されていた。



福田哲也さん
福田哲也さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MB
■主な使用マウスピース
ティルツ マックウイリアム1
(取材当日欠席)

中学のころはホルトンを使っていましたが、大学2年のころアレキサンダーを買って、今でも使い続けています。
ノーラッカーで癖も多々ありますが、今の楽器が気に入ってます。
今後もNフィルの諸先輩方を見習って精進したいと思います!



榮永道子さん
■使用楽器
クノッフ
■主な使用マウスピース
JK W2DM        
(取材当日欠席)




ホルン





掲載の演奏会は終了致しました。最新情報は各団体にお問い合わせ下さい。
NTTフィルハーモニー管弦楽団information
 
■第23回定期演奏会
日時 2008年6月15日(日) 13:30開演
場所 すみだトリフォニー大ホール
曲目
ベートーヴェン 交響曲第8番
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
芥川也寸志 交響管弦楽のための音楽
指揮 松岡 究
独奏 藤原真理(Vc)

ホームページ http://www.nttphil.org/
 



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