アレキサンダーファン
2007年11月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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旭川フィルハーモニー管弦楽団 旭川フィルハーモニー管弦楽団
こんな団体
副団長の辻直昭さんのお話によれば、11月25日の演奏会が「第30回記念定期演奏会」となる旭川フィルハーモニー管弦楽団(旭川フィル)は、ルーツは現団長を含む弦楽四重奏であり、それが室内合奏団を経て現在に至るそうだ。
1977年に旭川室内合奏団として第1回定期演奏会を開き、そのときに取り上げたのが「主よ、人の望みの喜びよ」。1982年にフル編成のオーケストラとなり、第6回定期演奏会で演奏したのが「運命」だ。
旭川フィルのメンバーは現在約70名。市民オーケストラとしては旭川で唯一の存在だが、特に市などのバックアップはなく、独立運営されているという。

常任指揮者の村田絋監氏
常任指揮者である村田絋監さんに、「このオーケストラを一言で表すとすれば?」と質問したところ、「愛情、ですね」という答えが返ってきた。「まず、聴いた人が幸せになれるような音をだしたいと、いつも思っています。でもアマチュアですから、弾く人も楽しくなければならない。まあ音程はできれば良くしてほしいですが(笑)」
ホルンの人たちの話をうかがうと、まさにアットホームに楽しんで活動されていることを実感した。

旭川フィルハーモニー管弦楽団 旭川フィルハーモニー管弦楽団

旭川フィルハーモニー管弦楽団



ホルンパート

ホルンパートは現在6人+1人。「+1人」というのは、坪田さんは団のマネージャーとして活動されており、普段はあまり演奏に加わらないというから(人数が足りないときなどは演奏する)。それ以外の6人全員がアレキサンダーというのも珍しい。
しかもホルンパートはメンバーチェンジが少なく、今のメンバーですでに10年間固定されているという。
「だから息も合ってきていますし、全員がアレキサンダーを使っているということもあって、音色も合っているのではないでしょうか。宴会への出席率も高いですし」

ホルンパート

上吹き、下吹きはだいたい決まっており、上田さん、濱中さんが比較的上が多く、水野さん、岳さん、大塚さんが下を吹くことが多いそうだ。「それが良いことかどうかはわかりませんが、長年一緒にやっているので、お互いに居心地の良いパートに収まるという状態ですね。たまに逆を吹くと、ちょっと違和感があったりします」

実は個人所有のアレキサンダーに加え、Bb/ハイFのディスカントホルン、107も団で所有している。ただ、一時期必要な曲が続いて買ってもらったが、最近はあまり使っていないそうだ(下の写真で上田さんが持っているのがその107)




上田裕一さん
上田裕一さん
■使用楽器
アレキサンダー 103 GB
■主な使用マウスピース
ティルツ McWilliam2 or 3

今回の取材をアレンジしていただいたAHOC会員。AHOC設立当初に入会された。この取材をきっかけに、岳さんも入会されたという。
「今の楽器は15年くらい前に購入しました。当時は旭川でアレキサンダーを持っている人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。テレビなどでプロが103を吹いているのを見て『格好いいなあ』と思っていて、要は、『一度実物を見てみたかった』というのが正直なところで(笑)、周りで誰も持っている人がいないのですから、使用感を聞いたりできないし、借りて吹かせてもらうなんてこともできない。ミーハーな興味が高じて『えいやっ』と買ってしまいました。
どんなクオリティの楽器なのかもわからない状態でしたので、まず『これは良い楽器なのであろう』という前提で吹くしかありませんでしたね。でも実際に良い楽器でした。演奏会などで助けられた場面も何度もありましたね」

「この間まで別の楽器も持っていて、3年間くらい使っていました。それは、結果的に今は全員がアレキサンダーになっていて、それはそれでアマチュア的な面白さがあると思うのですが、僕は逆に、いろいろな楽器が入っているというのも面白いかなと思っていたからなんです。でも、結局103を残すことになりました」
旭川フィルには、途中ブランクはあるけれど、高校1年生から入っているという上田さんは、水野さんと並んで一番の古株だそうだ。
今の目標は「とりあえず定年になる年までオーケストラを続けること」だとか。「ずっと上を吹いていたのですが、最近は老後のことも考えて下も吹けるようにしたいと思っています」



水野靖久さん
水野靖久さん
■使用楽器
アレキサンダー 103 MBL
■主な使用マウスピース
ティルツ McWilliam1

現在のパートリーダーで、本業は調律師という水野さん。今の楽器は買ったばかりで、それまではパックスマンを吹いていたという。
「でもその前はイエローブラスの103を吹いていたということもあり、周りもみんなアレキサンダーになっていたので、買うならアレキかなと思って。僕が替えたことで全員がアレキサンダーになったのですが、その最初の練習のときに『ああ、やっぱり響きが違うね』と感じました」

水野さんは中学校から吹奏楽部からホルンを始め、現在のホルンパートの中では最も長く旭川フィルに在籍している。
「二十数年前、オーケストラ、合唱、それにソリストも全部旭川市民で《第九》をやるという試みがあって、それが初めてでした。そのとき上田君がまだ高校生でステージに乗っていたんですよ」
「それから、このオケが母体になって11人くらいで『旭川ホルンクラブ』というアンサンブルをやっています。そちらは主に平日の夜で、月に2〜3回練習しています」



斉藤範欣さん
斉藤範欣さん
■使用楽器
アレキサンダー 503MBL
■主な使用マウスピース
ヤマハ カスタム30

「もともとハンスホイヤーを吹いていて大きな不満はなかったのですが、あるとき水野さんに『503で買いやすい楽器が出たよ』という情報をもらって、たまたま保険の満期でお金も入ってくる機会があったので(笑)『買うか』と」
「ちょうどブルックナーの4番をやっているときで、アレキに変えたらびっくりするくらい皆と音が合うようになって『やっぱりいいなあ』と思いましたね。それに触発されて、大塚さんもその後同じ楽器を買ってしまったようです(笑)。
もともとクノッフ・タイプだったので、503に変えたときも吹奏感はほとんど変わらず、音色も格段に違ったとは思えなかったのですが、他のアレキとの音の合い方は大きく変わりましたね」

ホルンは中学生のときに吹奏楽部で「兄の勧めで」ホルンを始めたという。
「途中ブランクはあったのですが、社会人になってから『オーケストラをやりたいな』と思っていたときに旭川フィルと知り合って、すでに15年。パートの人たちは本当に気心が知れていますし、今のメンバー以外は考えられないくらいです」
「ただ、転勤でいつ異動になるかわからないのですが」という斉藤さんに、「どこまでの異動なら旭川フィルを続けますか」と尋ねたところ、「道内なら続けたいですね。それくらい居心地が良いです」との答えだった。



大塚和佳さん
大塚和佳さん
■使用楽器
アレキサンダー 503ML
■主な使用マウスピース
アレキサンダー 8L

楽器を始めたのは18歳のとき。「実は中学生で1年だけホルンを吹いていて、大学で吹奏楽部に誘い込まれてしまって(笑)。でもそれでハマってしまって、札幌にいたときには吹奏楽団1つとオーケストラ2つ入っていました。出たがりなものですから(笑)。旭川に戻って来てからは、ここだけにしました。実はお目付け役がそこにいますので」
という大塚さん、実は団内に奥様もいらっしゃるという。

「503は斉藤君が買って、ハンスホイヤーからスムーズに変更できているのを見て、当時僕もハンスホイヤーを使っていたものですから、『それなら僕も大丈夫かな』と思って。
アレキサンダーって確かに憧れですけれど、103だとちょっと手が届かないと思っていたんです。でも503ならなんとかなりそうだったし、他にも『あれは名器だよ』と強力に押す人もいたので、車を買うのをやめて(笑)503を買いました。
もともとF管が好きで、それをとにかく鳴らす吹き方でしたが、503を初めて吹いたときには『よく鳴るけれど、鳴らしても音が散らない』という印象でした」



岳 葉子さん
 
岳 葉子さん
■使用楽器
アレキサンダー103GB
■主な使用マウスピース
ティルツ McWilliam2

この日練習に乗ってきた黄色いフィット(下の写真)はご主人の車だが、そのナンバーに103を選んでしまうほど、103という楽器が好きだという。
「まあ、うちの主人を私はとうちゃんと呼んでいますので、それに引っ掛けた数字でもあるのですが(笑)」
「旭川フィルに入ったら上田さんが103を使っていたんですが、実は以前の楽器も上田さんと同じで、ハンスホイヤーのナチュラルF管付きのBbシングル。でもダブルホルンが欲しくて、アレキが欲しくて、がんばって買いました。重い音が好きだったので、ゴールドブラスを選びました。手に入れたのは12〜3年前ですが、そのときは嬉しくて嬉しくて」

岳 葉子さん
うちのオケのホルンは本当に結束が固くて、特に飲み会とかに行く話が出れば即参加という感じですね。あと、上田さんの家で外で焼肉をしたりするんですが、そのときもホルン中心に集まっていますね。なにしろ北海道の人間は肉を焼くのが好きなので、天気が良いと「今日焼く? みたいな感じで(笑)」

岳さんは、旭川フィル内の女性ばかりで“hime”という名前の木管アンサンブルを2000年から組んでいて、2008年1月6日に旭川の大雪クリスタルホールで演奏会を開くそうだ。曲はベートーヴェンのピアノ五重奏、ラインベルガーの六重奏など。
「旭川市で『新人音楽賞』というオーディションがあって、受けてみたら見事に通って、ガラコンサートをやらせていただいたりもしました。木管五重奏はずっと夢だったので、それがかなって嬉しいです。演奏会もぜひ聴きに来てください!」



濱中大輔さん
濱中大輔さん
■使用楽器
アレキサンダー 103MBL
■主な使用マウスピース
ティルツ Schmid8

濱中さんは旭川に転勤になったときにこのオケに入り、勤めが札幌になった今でも旭川フィルも続けている。「個性的で良い人が多いので、やめられない」と言うが、札幌から旭川までは特急で片道1時間20分。しかも旭川の駅から練習場まで遠く、ほとんどの人は車だが、濱中さんはバス。それも1日3本くらいしかないのだが、ちょうど練習が始まる時間に着くバスがあるそうだ。終点まで乗るのだが、そこまで濱中さん以外の人が乗っていることはまずないそうで、運転手さんも「練習場の前で降ろしてあげるよ」と言ってくれるほどだとか。
「でも、好きだから続けていますね。日頃の仕事の疲れを、楽器を吹くことで飛ばしてしまうという感じで」

103を使い始めたのは大学生の頃。
「旭川フィルでは全員アレキサンダーですが、吹く人の個性も音に出るじゃないですか。そう思うときもあるし、時にはやっぱり音色がそろうなと思うときと、両方ありますね」
「このオケはシベリウスなど北の作曲家の曲を取り上げることも多いのですが、旭川には実際にそういうイメージの風景が広がっていて、『ああ、こういうところでやると違う音がしそうだな』と感じたこともありました」



坪田栄蔵さん
坪田栄蔵さん
■使用楽器
ヤマハ YHR-85V
■主な使用マウスピース
ティルツ T4

現在は、オケのマネージャーとしての役割が主で、皆を陰から支える存在だそうだ。
旭川フィルには、1987年から参加。「ホルンを吹いているならいつかはオケで吹きたいと思っていたところに、ちょうど旭川フィルが団員募集をしていて入団しました。オケは初めてだったのでいろいろ教えてもらおうと思っていたのですが、ちょうどメンバーの入れ替わり時期だったのか他のメンバーはいなく、見よう見まねで吹いていました」

実は20歳になるまで、トランペットを吹いていたそうだ。一旦楽器を吹くのをやめていたが、地元で吹奏楽団を作ることになり再開。「しかし、一度辞めたトランペットに戻るのは悔しいので、マウスピースの口径が近いという安易な考えでホルンに転向しました。それ以来苦労の日々ですが、やみつきになっています」
「現在ホルンの他に、ポストホルン、ハンティングホルンを持っていて、部屋のインテリアになっています。また、アルプホルンもあり、以前は地元の山裾やイベントで吹いていましたが、現在はやはり部屋のインテリアになっています」





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旭川フィルinformation
 
■第30回記念定期演奏会
日時 2007年11月25日(日) 15:00開演
場所 旭川市民文化会館大ホール
曲目 バッハ/コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
ベートーベン/交響曲第5番「運命」
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
指揮 村田紘監
入場料 一般1,000円、小中高生500円(全席自由)

ホームページ http://www7.plala.or.jp/art_info/a-phil.html
 



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