アレキサンダーファン
2007年04月掲載
−会員所属団体の紹介− ここで吹いてます! アレキサンダーホルンオーナーズクラブ会員が所属するオーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどを紹介していきます。演奏会PR、団員募集等にどうぞご活用下さい♪
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多摩かたつむりの会 多摩かたつむりの会
こんな団体
多摩かたつむりの会(略称は「つむり」だという)は、現在30名から成る大編成のホルンアンサンブルだ。設立は2003年。
発起人の一人であり、現在インスペクターであり音楽面での中心となっている菊池政幸さん、会長の亀下はるかさん、広報担当の新井菜々子さん、そして今回の取材に当たっていろいろとお世話いただいたAHOC会員の藤井茂司さんに、まずお話をうかがった。
前列左から会長の亀下さん、広報の新井さん、後列左が今回お世話になったAHOC会員の藤井さん、右がインスペクターの菊池さん(実は菊池さんもAHOC会員)
前列左から会長の亀下さん、広報の新井さん、後列左が今回お世話になったAHOC会員の藤井さん、右がインスペクターの菊池さん(実は菊池さんもAHOC会員)

もともと菊池さんの所属する、多摩市の吹奏楽団内のホルンパートでアンサンブルをしていたのがきっかけとなり、さらに当時、多摩地域の吹奏楽団が集まる機会があって、ホルン吹きの輪ができていた。そこで話が持ち上がり、3〜4年前に8人くらいでホルンアンサンブルの団体を設立したという。

菊池さんによれば、「将来的には100人を目指しています。実は大いなる野望がありまして、100人乗ってもつぶれないという某物置の上に全員で乗ってアンサンブルをしたいという……(笑)。というのは半分冗談だとしても」
ええ? 半分しか冗談じゃないの?
「真面目な話、学校を卒業して吹奏楽なりオーケストラなりをやるにしても、ホルンアンサンブルをやる機会ってなかなかないじゃないですか。アンサンブルって楽しいので、それをやる機会を作りたいということ。それからホルンというのは難しい楽器なので、腕前も様々だし考え方も様々な多くの人数が集まり、そういう人たちがお互いに触れ合うことで、自分が上達するきっかけになるのではないかと。だから、オーディオションなど一切するつもりはありません。『どんな人でも、入ってから上手くなりましょう』というスタンスで、今後も続けて行きたいと思っています」

大編成のアンサンブルをメインに活動。10重奏などの編成の曲でも、1パートを複数のメンバーで担当し、基本的に全員で吹くことにしているそうだ。「でも、人数が増えてきたこともあって、少し緊張感が薄れてしまう傾向もあるので、4月29日の第3回定期演奏会では何グループかに分けて、8重奏までの比較的小編成のアンサンブルをやろうとしています」
今度の演奏会は全体で3部構成。第2部の企画ステージでは、ソロから8重奏まで一人ずつ編成を増やして行って、最後は全員で吹く、ということを予定しているそうだ。
「それぞれのグループの構成メンバーも特色があるので、見ても楽しんでいただけると思います」
ちなみに第1部はクラシックステージ、第3部がポップスステージで、今回はなんと竹村先生と菊池さんがソロを吹いて、ロンドンホルンの「ティコ・ティコ」を演奏する! 東京交響楽団の竹村(淳司)氏には1年半くらい前から指導していただいているそうだ。

合宿での、演奏会第2部の通し練習 合宿での、演奏会第2部の通し練習 合宿での、演奏会第2部の通し練習

合宿での、演奏会第2部の通し練習 合宿での、演奏会第2部の通し練習 合宿での、演奏会第2部の通し練習
合宿での、演奏会第2部の通し練習。ソロから少しずつ編成が大きくなり、最後には全員で合奏という企画だ。
途中楽しい演出も入るらしい。



メンバーの声

ホルンアンサンブル 多摩かたつむりの会は、当然メンバー全員がホルン吹きだ。3月に町田市で行なわれた合宿の1日におじゃまして、メンバーの方々にコメントをいただいた。
時間の関係で全員というわけにいかなかったことをご容赦下さい。
なお、メンバー全員の名前と使用楽器、マウスピースは下に一覧にしてあります。

■亀下はるかさん
多摩かたつむりの会会長。
「立場上いろいろと気にしなければならないこともあるのですが、練習自体はとても楽しいです。これだけ大勢の同じ楽器の人と出会うことができるなんて、うちの会ってすごいな、と思いますよ(笑)」

■藤井茂司さん
「もともとオーケストラに入っていて、そこを中心にホルンアンサンブルをしていたのですが、ホームページを見て入りました。楽譜集めが趣味なので、それを生かすためにここに参加したと言っても過言ではありません(笑)」
事実、いま使っている譜面はほぼ藤井さんの所有物だとか。
「アレキサンダー103MBに、洋白のベルを付けています。低音の当たりを確実にしたいなと思ってやってみましたが、確かに良くなったんですがきつくもなっていて……。基本的に下吹きなので、低音が直線的に鳴る感じが好みです。ちなみにロータリーキャップは金色です」

■大城茉里恵さん&山本理紗さん
お2人はまだ高校生。同じ高校で同じ学年、一緒に吹奏楽部に入っているが、部員は6人しかいない。
「学校の部活とはまた違う楽しさがあります。ホルンアンサンブルは全然やったことがないので、ここで学んだことを部活に生かしているという感じです」
 

控え室に30本近いホルンが並ぶ姿は圧巻
控え室に30本近いホルンが並ぶ姿は圧巻
 
合宿での練習のひとコマ。和室では場所がないので全員立奏だった
合宿での練習のひとコマ。和室では場所がないので全員立奏だった

■福馬智美さん
「いつも新しいことにチャレンジしていて、設立から4年経ちますがマンネリ化せず、常に新鮮味があるのがいいと思います。吹奏楽も並行してやっていて、それはそれで別の楽しみがあるのですが、今は基本がここになっています」

■山田明日香さん
「定期演奏会を聴いて興味を持って見学に来て、楽しくてそのまま入ってしまいました。定期演奏会も結構面白くて、アンサンブルをやりたいなと思って。アンサンブルを始めてから、だいぶ音域が広がりました(笑)」
 

曲によってはリコーダーも入る
曲によってはリコーダーも入る
 
「名前を覚えられるように」と合宿などではこのような名札を付ける。ちなみに普段はあだ名で呼び合っているそうだ
「名前を覚えられるように」と合宿などではこのような名札を付ける。ちなみに普段はあだ名で呼び合っているそうだ

■山根佐知子さん
「初期メンバーに入っていたのですが、ブランクのあと復活しました。今は人数が増えたのでいろいろな曲ができて楽しいです」

■奥山友絵さん
「途中ブランクが会ったのですが、社会人になってからホルンを再開しようと思ってある音楽教室に通い始めました。その教室でアンサンブルの発表会をやったときに楽しくて、それがきっかけでホルンアンサンブルができるところを探しました。やっと見つけたのがここです」

■増野正己さん
アレキサンダー 103GBだがクランツ付きのベルを使っている。(写真左)
「もともとオーケストラで吹いていて、音が歪む感じがありましたが、クランツを付けたことでキャパシティが上がって歪む感じがなくなりました。“つむり”には半年くらい前に入りました。いろんな人がいて面白いです」

■柿本克巳さん
最年長。アレキサンダーの200MBLをメインに、ウィンナホルンも吹くが、アンサンブルでは機動性を求められるので使わないそうだ。
「ホルンアンサンブルをやりたくて探していたのですが、団員を募集しているところがあまりありませんでした。ここは訪問したときに雰囲気が良さそうだったので、そのまま続けています。居心地がいいですよ」

■斉藤美奈子さん
実は第2部のステージで最初にソロを吹く。
「今日初めて皆の前で吹いたので緊張しました。普段あんなソロを吹く機会はないので。でも目立ちたい性格なので(笑)、アンサンブルが一番好きです」
 

自炊の合宿所だったので、食事当番も張り切っていた
自炊の合宿所だったので、食事当番も張り切っていた
 
コック長(?)清水さんの自信作、パエリャ
コック長(?)清水さんの自信作、パエリャ

■松井健さん
「学生の頃は名古屋でホルンアンサンブル“aホルン会”に入っていましたが、今は仕事で東京にいるので“つむり”に入っています。お互いのメンバー数人ずつで飲みに行ったりして交流を図っているので、いずれは合同での合宿などしてみたいと思っています」

■萩原剛さん
「会社の寮に楽器が吹ける部屋があって、そこでホルンを吹いていたら、すでにメンバーになっていた佐野さんと偶然出会って演奏会に誘われ、面白そうだったので参加することになりました」

■清水研一さん
「アンサンブルをどうしてもやりたくて、ちょうどいいところを見つけた!と思って。それまで吹奏楽やオーケストラもやっていたのですが、それらをやめて、ここ一本に絞りました。
楽器はリコ・キューンのBbシングル+C上昇管付き。ベルはクルスペの洋白のものを付けている。
「この楽器が格好良いというところから入っています。フランスにいたこともあるので、フランス人は好きですけれど(笑)」
セミハードケースの内張りを自分で張替え、クッションも付け直して自分の楽器にぴったりのように作り直しているそうだ。

■新井菜々子さん
広報担当。今回の取材では非常にお世話になりました。
「広報の仕事をしていると『本当に全員ホルン?』と驚かれることが多いです(笑)。ある団体にトラで来ていただいた菊池さんに誘われて入りました。ちょうどそのときいろいろきつくて、『ホルンもやめちゃおうかな』と思っていたので、おかげでホルンも続けることができて感謝しています」

■加園真智子さん
「事務局をやっています。名簿の管理とか休退会の管理とか、1〜2ヶ月に1回くらい開いている役員会の議事録を採って皆さんにお知らせしたりしています。役員会で話し合うことはたくさんあるので、練習日以外に会議室を取って集まっています」
「このアンサンブルを始めて驚いたのはやっぱり音域の広さですね。でも同じ楽器だけでこれだけの曲が出来るのって、ホルンだけじゃないですか。サックスはちょっとずるいですよね(笑)。だからそれは大切にしたいと思います」
 

ホールでの練習風景
ホールでの練習風景
 
竹村さんと菊池さんのソロで「ティコ・ティコ」を初合わせ
竹村さんと菊池さんのソロで「ティコ・ティコ」を初合わせ

■武藤絵梨菜さん
「ホームページを見て演奏会があるのを知り、まず聴きに行ったら『これは面白いな』と。初めて練習に参加したときには、わかっていたのにやっぱり驚きました。『みんなホルンだっ!』て」

■菊池真由美さん
創設時からのメンバーであり、現在副会長。皆に頼りにされているのが見ていてもよくわかる。演奏会第2部の通しの練習でもてきぱきと指示を出していた。他のメンバーによれば「ムードメーカーであり、牽引者であり、突っ走る人たちを抑える役目でもあり」だそうだ。『多摩かたつむりの会』のネーミングの生みの親でもある。
「飲みながら話していたんですけれど、誰も聞いてくれなくて。一人で決めちゃいました」

■水上陽輔さん
「もともと吹奏楽をやっているのですが、ホルンは吹奏楽では人数が少なかったり役どころが地味だったりして、何かもっと違う世界があるんじゃないか、と思って入りました。実際に入ってみると、普段はありえないような音とかフレーズとかがどんどん出てきますし、何よりも『世の中にホルンを吹く人がこんなにいるのか』というくらいの人数が集まっていて驚きました」


指導をされている竹村淳司氏のコメント
「全国を見てもこんなに人数が多く、しかも全員の意思が統一されているようなホルンアンサンブルは珍しいと思います。これだけの人数だと分裂とか派閥とかがありがちなのですが、そういうのが一切なく、すごくまとまっていて、アマチュアのアンサンブルとしては理想的な形だと僕は思います。だから指導していても僕も楽しいです。
 もともと我々のやるアンサンブルは1人1パートで吹きますが、それで演奏会をしようとすると相当負担も大きいのです。それを良い意味で何人かで分け合えるというのも、意味のあることだと思います。
 今回は『ティコ・ティコ』のソロも吹かせていただきますが、まださらい切れてなくて、本番どうなるかわかりませんが(笑)、僕自身もそれを楽しもうと思っています」



メンバー一覧

氏 名 使用楽器 使用マウスピース
新井菜々子 イオ HR1054B ストーク custom05
伊藤美奈子 ホルトン H378 ヤマハ カスタム31
上原央 ヤマハ YHR-664D ヤマハ30C4
大城茉里恵 ホルトン H281 JK 3CK
大谷和幸 E.シュミット GB E.シュミット85
奥山友絵 カリソン KABg PERANTUCCI PT-02G
柿本克巳 アレキサンダー 200MBL E.シュミット 11
加園真智子 ホルトン H279R ティルツ モデル・シュミット75
亀下はるか ヤマハ YHR-868GDB ティルツ マックウィリアムズ3
菊池政幸 アレキサンダー 103M JK 2DM
菊池真由美 ヤマハ YHR867KRD TAD(カップ:B5 リム:BN)
斉藤美奈子 アレキサンダー 103MB ティルツ 2
佐野恵一 ローソン Fourier(MB) MOOSEWODD MEGAMOOSE(B+S4)
清水研一 リコ・キューン W125FS JK 2EM
中川あゆみ ヤマハ YHR567D アレキサンダー 8F
長山詠子 キング 2278(USA) Fidelio アレキサンダー 8L
萩原剛 アレキサンダー 103MBL JK 2DM
長谷川早紀 ヤマハ YHR867KRD アレキサンダー 21
福馬智美 ヤマハ YHR-85VD JK 2CM
藤井茂司 アレキサンダー 103MB(ベル:ニッケル) ティルツ マックウィリアムズ2
古市綾子 ヤマハ YHR-567 JK 1DM
増野正己 アレキサンダー 103GB JK 2CM
水上陽輔 ヤマハ YHR-567 ヤマハ 30C4
武藤絵梨菜 ヤマハ YHR-87D ティルツ C4
山田明日香 ヴェンツェル・マインル Model205 ジャルディネリ S15
山根佐知子 ヤマハ YHR-567GDB TAD(カップ:D7 リム:D)
山本理紗 ヤマハ YHR-321 ジャルディネリ G17
渡辺愛子 ヤマハ YHR-567D ティルツ S8
松井健 アレキサンダー 103MBL ティルツ 2W





掲載の演奏会は終了致しました。最新情報は各団体にお問い合わせ下さい。
多摩かたつむりの会information
 
■第3回定期演奏会
日時 2007年4月29日 (日)   13:00開場/ 13:30開演
場所 西東京市民会館 ホール
曲目 フェスティバル・ファンファーレ
歌劇「タンホイザー」より 巡礼の合唱と狩の音楽
歌劇「ナブッコ」序曲
アフリカンシンフォニー
ボヘミアンラプソディー
ティコ・ティコ 他
ソロ 竹村淳司
入場料 無料
ホームページ http://www.tamakatatsumurinokai.com/
 



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